「脊髄小脳失調症6型の自然史に関する多施設共同研究データの
再解析」について

松江医療センター脳神経内科に通院中または過去に通院・入院された患者様またはご家族の方へ

「脊髄小脳失調症6型の自然史に関する多施設共同研究データの再解析」に関する臨床研究を実施しています。

  松江医療センター倫理審査委員会および博愛病院倫理審査委員会の審査による承認を得て実施しています。詳細は以下のとおりです。

倫理審査承認番号 松江医療センター倫理審査承認番号:R1-16
博愛病院倫理審査承認番号:20190010
研究課題名 脊髄小脳失調症6型の自然史に関する多施設共同研究データの再解析
研究責任者(職名) 中島 健二(松江医療センター院長)
研究実施期間 倫理委員会承認日~2020年4月30日
研究の意義、目的 自然史研究の結果より、新規治験薬の臨床的な意義を考察することを目的とした研究で、創薬に貢献すると考えられます。
対象となる患者さん 2007年から2008年に鳥取大学、北海道大学、新潟大学、千葉大学、千葉東病院、都立神経病院、信州大学、名古屋大学にて行われた脊髄小脳失調症6型の自然史調査研究※に参加された方
利用する診療記録/検体 脊髄小脳失調症6型の自然史調査研究で収集しすでに論文になったデータである診断名、年齢、性別、身体所見、罹病期間、運動失調評価スケール測定結果など
他機関への試料・情報の提供方法 本研究の解析対象データが保管されていた鳥取大学医学部より、研究実施施設である松江医療センター・博愛病院へ、記録媒体等により提供します。
研究方法 過去に行った自然史調査をまとめた論文のデータを再解析します。このため、新たなデータの収集は行いません。また、本研究の解析対象データから、個人の特定は不可能です。
共同研究機関名 医療法人同愛会博愛病院
研究責任者 独立行政法人国立病院機構松江医療センター 院長 中島健二
研究協力者 社会医療法人同愛会博愛病院 神経内科部長 安井建一
問い合わせ先 社会医療法人同愛会博愛病院 神経内科部長 安井 建一
住所:鳥取県米子市両三柳1880
電話:0859-29-1100(代表)
メールアドレス:k-yasui@umin.ac.jp

既存データを研究、調査、集計しますので、新たに診療記録を確認することはありません。

利用する情報は、患者様を直接特定できる個人情報が削除され、匿名化され、論文作成に用いられた既存のデータを用い、研究協力者所属施設である医療法人同愛会博愛病院にて解析します。

この研究にご自分のデータを利用することをご了解いただけない場合、またご不明な点については、上記問い合わせ先までご連絡くださいますようお願いいたします。

 研究不参加を申し出られた場合でも、なんら不利益を受けることはありません。
本研究は匿名化されたデータを用いるため、 同意取り消しの申し出をいただいた場合でも、患者さまのデータを特定し、削除することができない場合があります。また、同意取り消しの申し出をいただいたとき、 すでに研究報告がなされていた場合には、結果を廃棄できないこともあり、引き続き使わせていただくことがあります。

※過去の自然史調査に関する概要は以下の通りです。
課題名:マチャド・ジョセフ病、脊髄小脳失調症6 型の自然史に関する多施設共同研究
主任研究者:鳥取大学医学部附属脳幹性疾患研究施設脳神経内科部門 教授 中島健二
分担研究者:鳥取大学医学部附属病院脳神経内科 助手 安井建一ほか