夜間睡眠中に10秒以上の無呼吸が少なくとも30回以上認められる場合を、睡眠時無呼吸症候群といいます。無呼吸の病型から中枢型、閉塞型、混合型に分類されています。
この検査は睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合に行います。検査では脳波・心電図・眼球や足の動き・呼吸状態・いびき音・血中酸素濃度等を同時に一晩中検査・記録します。その結果を分析し呼吸障害のある人には極めて有効な治療法である持続陽圧呼吸装置の紹介をしています。
高周波の超音波を心臓にあてて、跳ね返ってくるエコー(反射波)を受信して心臓の動きを映し出します。心臓の動きや形の異常を見ます。
心エコーと同様ですが、肝臓・胆のう・膵臓・腎臓を映し出します。腹部の病気の診断や腹水等の診断をします。
心電図は、心臓の筋肉が収縮するごとに発生する微量な電流の変化を波形として記録するものです。この波形の変化で心臓の動きを調べます。
心臓に一定の運動負荷をかけた後、心電図を調べ、心筋虚血(心筋への酸素供給不足状態)が見られるかどうかを判定する検査です。
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生理検査室廊下 |
肺機能検査室 |
不整脈(心臓の不規則な動き)や狭心症(心筋への酸素供給不足状態)はいつ起こるか分かりません。短時間の心電図記録では異常を発見できない事が多いため、患者様に小さな心電図記録計を携帯してもらい、24時間の心電図を持続的に記録し、後日コンピューター解析を行います。
脳は、活動に伴って非常に微弱な電流を流しており、微細な電位差は頭部の表皮上でたえず変化しています。脳の機能的変化を捉えるもので脳血管障害やてんかんなど脳の異常を疑う場合に行います。