療育指導室NEWS 2011

H23.12.21 デイケアにじ クリスマス会

12月21日(水)デイケア「にじ」のクリスマス会を開催しました。これまでの療育の時間に、みんなでコツコツと作ってきた紙粘土小物や木の実を飾った手作りリースが、会場を華やかに見せてくれています。デイケア利用のお二人の患者さんもおしゃれをして参加してくれました。いよいよサンタ登場です。今年は細田先生のミニスカサンタがやってきましたよ。AKB48のようにかわいらしいサンタさんに会場がパッと華やぎました。プレゼントをもらった瞬間から笑いの絶えない患者さんもいたりして、みんなの笑顔でいっぱいになりました。後半は場所を小児科待合室に移して、ボランティアで来ていただいたジョイフルジョイフルさんのクリスマスコンサートを開きました。素晴らしい歌声、キーボード演奏はもちろんのこと素敵なドレスで登場にみんなうっとり!なかなか生の音楽を聴く機会が少ないので患者さんたちはしっかり目を見開いて音や振動・場の雰囲気を全身で受けとめておられる様子でした。とても穏やかな時間を患者さん、家族の方、デイケアスタッフ、そして演奏者の方々と共有できた気がします。皆様のご協力により楽しくあたたかいクリスマス会となったことを感謝します。

 

                             保育士 寺本昌子

 

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H23.12.08 クリスマス会 ~家族と一緒に楽しい一時~

 12月8日 3F病棟でクリスマス会が行われました。患者さん達は、何日も前から「サンタさん、何を持ってきてくれるかな」「○○が欲しいなあ」と楽しみにされていました。

当日は朝早くから家族の皆さんが沢山来てくださり、みんなの期待はますます高まりました。

まず初めは音楽クラブ、ラビットクラブのメンバーによるメロディベルの演奏です。浜田医療センター付属看護学校と、島根総合福祉専門学校からの実習生7人も応援に加わって「ジングルベル」「もろびとこぞりて」の2曲を弾いてもらいました。少し緊張しながら、でも張り切って楽しく雰囲気を盛り上げてくれました。

続いては病院創立40周年を記念したスライドショーです。幼い表情の患者さんや行事での張り切っている姿など「あ、Mさんじゃない?」「わー、ちっとも変わらんねー」と懐かしい姿を見つけて歓声が上がっていました。

そしてお待ちかねのサンタクロースの登場です。「地震の被害のひどかった東北を回ってきました。今年は大変なことがいっぱいあったけど、来年こそいいことが沢山あると良いですね」とお話の後、一人ずつにプレゼントを渡してくださいました。みなさん笑顔でしっかり受け取っていました。そして「来年もきっと来てくださいね」と約束をしてサンタクロースは帰って行きました。短い時間でしたが、家族でゆっくり過ごすことが出来、なによりのプレゼントになったようです。みなさまご協力ありがとうございました。

 

(主任保育士  背戸紀子)

 

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H23.12.08 2階病棟クリスマス会がありました

12月8日、今回のクリスマス会も患者自治会の実行委員による企画で実施されました。“病棟のみんなが参加できるクリスマス会”というテーマのもと「火炎戦隊マッチ売ルンジャー」の劇中に様々な内容の企画が進んでいきました。

まずは、「イントロ当てクイズ」です。クリスマスにちなんだ曲名を当てていくというもので、会場はご家族の積極的な参加もあり賑やかにクイズを楽しみました。

続いて、マッチ売ルンジャー達と先輩レンジャー達も加わり、TOKIOの 「ding-dong」の歌と踊りに会場は盛り上がりました。

そして、次は「歌リレー」です。これは、“あわてんぼうのサンタクロース”の曲に合わせて病棟全員の映像を繋げたミュージックビデオです。歌の内容に合わせ、皆、クリスマスの変装で出演されました。“カウントダウンTV”調のMCも加わり本当のテレビ番組を見ているかのようで、見ごたえのある映像を楽しむことが出来ました。

今回は、養護学校の先生方の協力を得て、V会議システムを利用し、会場とお部屋を中継で繋ぐことが出来ました。当日、会場には出られない方も、映像を通して、マッ売ルンジャ―との掛け合いで出演していただきました。普段はなかなか病棟全員が顔を合わす機会はありませんが、会場の大スクリーンにはお部屋の皆の顔が映し出され、病棟全体がひとつになったと感じられた瞬間でした。

最後に、院長先生が扮するサンタクロースに、プレゼントもいただきました。病棟のみんなが参加でき、楽しく・賑やかなクリスマス会となりました。

保育士 高橋朋子

 

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H23.11.17 「秋のコンサート」に参加して

11月17日(木)の午後、3階病棟で社会見学に行かれなかった方を対象に、題して「秋のコンサート」… ジョイフル・ジョイフルさんから歌と演奏のプレゼントがありました。この日のためにメンズクラブにすてきな看板を作って頂きました。デイルームで演奏して頂いたので病棟がコンサート会場になって和やかな雰囲気に包まれました。皆さんとても良い表情をしておられました。

最後にみんなからジョイフル・ジョイフルさんへ花かごを贈りました。一緒に参加しておられたご家族もゆったりと良い時間を過ごして頂き、良かったと大満足!また機会があれば演奏を聴きたいですね。

保育士 湯浅恵子

 

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H23.10.29 島根県筋ジストロフィー在宅キャンプ開催

昭和50年から続いている、日本筋ジストロフィー協会島根県支部主催「進行性筋萎縮症児(者)のための療育キャンプ」(通称「筋ジス在宅キャンプ」)は今年37回目を迎え、10月29日(土)~30日(日)の両日にわたって出雲市を会場に開催されました。

思い返せば猛暑の昨年、36回目のキャンプは神戸を会場にディナークルーズで楽しんだ事がつい昨日のことのように思い出されます。今年は、近場のゆったりとした企画で募集したところ、初参加の2家族を含む12家族、13名の患者さんと、ご家族・講師・スタッフ・ボランティア25名の、総勢50名のキャンプとなりました。松江医療センターからは例年のごとく、下山リハビリテーション科医長、齋田小児科医長を始め、小児科、看護、リハビリ、療育の各部門からスタッフとして参加し運営に協力しました。

29日(土)12時30分、松江訓練センターに集合した一行は松江市営バスのリフト付大型観光バスに乗り込み、一路、出雲市に向け出発しました。到着したのは、今年4月にオープンした「出雲弥生の森博物館」。古事記編纂1400年や出雲大社平成の大遷宮などによって、歴好きのマニアから徐々に一般の国民にも知られ始めているスポットです。おそらく大和朝廷成立以前から栄え、大陸との交流も盛んに行われたであろうこの地の、古代の出土品の数々に一同大変興味深く見学することができました。

その後一行は、今回の宿舎である「ニューウェルシティー出雲」に向け出発、15時に到着しました。

開会式の後、国立精神・神経医療研究センター病院名誉院長 埜中征哉先生による、「治療の時代に入った筋ジストロフィー」と題したご講演を頂きました。ご講演の中で、現在デュシェンヌ型筋ジストロフィーについて、世界中で日本人を含む約120名の患者さんが治験に参加していらっしゃることが紹介されました。また、ポンペ病(糖原病)の治療薬が開発され日本中で成果があがっていること、福山型先天性筋ジストロフィーにもエクソンスキッピング法による治療(遺伝子治療)の可能性が出てきたこと、などが紹介されました。座長を務めていただいた鳥取大学医学部脳神経小児科教授 大野耕策先生からも、ポンペ病について鳥取大学で健康保険適用による診断と治療が可能であることも紹介されました。その後、埜中先生、大野教授、当院の齋田小児科医長を含む小児科チームと、当院の下山リハビリテーション科医長、看護師、理学療法士による神経内科チームに分かれ、個別相談が行われました。

夜は恒例の懇親会です。自己紹介から始まり、参加者全員による「上を向いて歩こう」の大合唱まで一次会が続き、その後も夜が更けるまで・・・いや、次の日に日付が変わるまで語らいが続いていたようです。

二日目の日程は、島根ワイナリーでのバーベキューがメインのスケジュールでした。極上の島根和牛に舌鼓をうち、島根ワインでほろ酔い気分の参加者の皆さんからは、「これがあるから1年頑張れる」という、とても嬉しい言葉が聞かれました。我々スタッフにとっても、患者さんが喜んでくれる姿があるから頑張れます!

原因も治療法も分からなかった時代から、いよいよ治療の時代に入ってきた筋ジストロフィー。多くの研究者たちが日々治療法の開発に取り組んでいます。そして松江医療センターを始め全国の国立病院機構病院では、治療法が確立した後も、患者さんの健康の保持とQOL向上が使命です。今後も患者さんの沢山の笑顔がみられるよう努力を続けていきたいと思います。

最後に、今なお筋ジストロフィー治療研究の世界的リーダーとしてご活躍中の埜中先生、また地元からも鳥取大学の大野教授を始め脳神経小児科の先生方、大変ご多忙の中キャンプに参加していただきました。参加者一同心より感謝申し上げます。

(療育指導室長 吉岡恭一)

 

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H23.10.21 1階病棟社会見学 「イオン松江店」

さあ、恒例の買い物コースです。今回の買い物コースでは、男性患者さんがお父さんと散歩を兼ねて店内をウィンドウショッピングしていましたが、お父さんと一緒に「疲れた~」とベンチで休む一コマもあり、とても微笑ましい光景でした。もう一人の患者さんは、付添職員と一緒にお土産や少し高級な衣類を見て回られ、買い物を楽しんでおられました。少しだけ、残念だったことは、「もう少しだけいさせて」という患者さんの希望の滞在時間をなかなか工面できず、仕方がないこととはいえ、患者さんにはお断りして帰らざるを得なかった点です。

もう少し30分・1時間でも、という患者さんの気持ちがひしひしと伝わってきて、外出が困難な方の社会見学の重要性について改めて認識されました。来年度も同じような企画をする場合は、安全に配慮しながら時間を融通できるよう、関係職種の方と協議ができればと思います。 

児童指導員 市河 裕智

 

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H23.10.19 デイケア外出行事

10月19日(水) 今年の遠足は松江イングリッシュガーデンに行ってきました。

 今回は家の都合等で参加は一人の患者さんのみとなりましたが、体調も良く張り切ってレッツゴー!

 ちょっと風がつよく、陽が当たらないと肌寒い感じもしましたが秋晴れの下、イングリッシュガーデンでの散策を楽しみました。あいにく温室は工事中で見学することができなかったのですが、庭園にはバラや数種類のハーブが咲いていて、香りを楽しんだり写真撮影をしました。

 屋内の回廊には松江市出身の切り絵作家さんの作品が多数展示してあり、そちらも楽しむことができました。

 短い時間ではありましたが屋外・屋内とも十分に満喫することができました。

 患者さんはおみやげに入浴剤を買って帰られ、ご家庭でローズやラベンダーの香りのお風呂を楽しまれるようです!

                                    (保育士 寺本昌子)

 

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H23.10.18 1階病棟社会見学 「まがたまの里」

今回の企画は、たまには制作物にチャレンジしてみよう!ということで企画してみました。実は、重症児(者)病棟勤務時代に「まがたま」制作をしたことがあり、これはいける!と確信していました。私自身、女性陣がこの企画に多数参加するかなと思っていましたが、患者さん3名のうち2名が男性となり、「アクセサリー制作に興味があるとは・・・」と意外な一面を発見しました。これからは、男性もどんどんチャレンジする時代ですね。

 さて、作品はみなどれも素晴らしいものが出来上がり、組みひもやビーズ玉を組み合わせることでオリジナルのネックレスにすることができ、思い思いのアクセサリーにすることができました。病棟に帰ってからも、職員に見せて回っている姿を見ると、成功したなと感じました。来年度の企画を考える際に、選択肢の一つとして患者さんに進めてみたいと思います。

  

児童指導員 市河 裕智

 

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H23.10.13 はま寿司とセンターボウルに行ってきました

10月13日お天気にも恵まれ、総勢18名で2階病棟の今年度最後の社会見学に行ってきました。

11時の開店と同時にはま寿司にGO! 皆思い思いにタッチパネルでご希望の品を注文し、おいしいお寿司に皆もにっこり。平日なのでお財布のことも安心。おなかも心も満ぷくになりました。

 次はセンターボウルです。高スコアを出すために皆、ボウルを転がす補助台の角度の微調整に真剣です。2ゲーム目は家族の方も一緒に投げていただき、歓喜の声・落胆の声入り混じる賑やかなゲームになりました。患者さん・家族・職員みんなで盛り上がった社会見学となりました。

保育士 高橋朋子

 

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H23.10.06 トリックアート展へ行きました

10月6日(木)、イングリッシュガーデン内で開催されたトリックアート展へ行きました。

参加者の中には、テレビで放送されたトリックアート展を見て、トリックアートについて知っている方もおられましたが、実際初めて見る方ばかりの参加でした。

今にも飛び出してきそうな絵を真剣に見たり、直接絵に触れたり、ポーズをとって楽しく絵と写真撮影をして過ごしました。

また、イングリッシュガーデン内ではハーブの展示もされており、かいだことのある香りからかいだことのない香りをかぎハーブにも触れて過ごしました。

患者さん、ご家族、スタッフとともにゆっくりと絵(トリックアート)や植物に触れて、楽しい半日を過ごすことが出来ました。

                            保育士   森山 智子

 

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H23.10.02 「きらめき祭2011 咲 ~みんなの元気を集めよう~」

10月2日、日曜日に文化祭として「きらめき祭2011 咲 ~みんなの元気を集めよう~」が開催されました。この行事は、旧国立療養所時代から規模や名称を変えつつも40年間続く伝統のある行事で、昔を知る患者さんからも「あのときは~、たしか~」など文化祭準備の時期になると過去を懐かしむ声をよく聞きます。

今年度の文化祭は、午前のオープニングコンサートに小学生のヒップホップダンスチーム「Rhyrize(リライズ)」の皆さんにお越し頂き、ヒップホップダンスを披露して頂きました。統率のとれた動きと心地よいリズムで踊る姿は小学生とは思えないほどです。患者さんの感想も「可愛い子供達がとてもかっこよく見えた。」と、とても評判でした。しかし、ダンスが終わるとそこは小学生達。綿菓子コーナーに長蛇の列を作っており、なんだかとても微笑ましい光景でした。

また、恒例の家族会・患者さん達、ボランティアさんによる模擬店コーナーも大繁盛。予定の終了時間になっても店じまいができず、閉店を延長するほどでした。模擬店係の患者さんや家族会の皆様、ボランティアさん、本当にありがとうございました。

展示、即売コーナーでは、日頃の療育活動で一生懸命作った作品や患者さんの取り組み発表などがたくさん並べられました。

午後の部では、以前の文化祭でも出演していただいた「ゴスペルオーブ」の皆さんにお越し頂きました。ゴスペルオーブさんの全身を使った歌のパフォーマンスに多くの患者さんが一緒に歌を唄うことができ、大変盛り上がりました。また、残念ながら体育館にてゴスペルオーブさんのパフォーマンスを聞くことができなかった患者さんには、同じく音楽ボランティアで「KTT」さんのギター演奏を中心としたコンサートに参加していただきました。KTTさんの演奏も迫力があり、皆さんにとても喜んでいただきました。

最後になりましたが、文化祭行事は冒頭でも述べたように、40年間の歴史ある伝統行事になります。日頃の療育活動の成果や取り組みなどについて、家族だけでなくたくさんの方にも見ていただくために文化祭で出品することを目標に取り組み、作品製作をされる患者さんも沢山おられます。また、来年度以降も文化祭はぜひ続けていきたいと思っています。

 

児童指導員 市河裕智

 

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H23.09.15 社会見学「田和山いない~今井書店」コース

夏の暑さがぶりかえしたような9月15日 3階病棟は「田和山」へショッピングに出かけました。どの人もずいぶん前から楽しみにされていて、「何を買おうかな?」「来年のカレンダーが欲しいけど、もう出ているかな?」とスタッフと相談を重ねていました。

『いない』では、Yさんは文房具を買って嬉しそうに袋を抱えていました。その後、全員で横断歩道を渡って『今井書店』へ。CDやDVDや本などを見ながら買い物しました。みなさん、嬉しそうに悩みながら、迎えの車が来るギリギリまで、来年のカレンダーを選んだり買い物を楽しみました。買った物とおみやげ話をいっぱいもって病院に帰りました。また行きたいですね。

 主任保育士  背戸 紀子 

 

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H23.09.14 「イングリッシュガーデン」へ行ってきました。

平成23年9月14日(水)、9月半ばとしてはとても暑い一日でしたが、皆さんわくわく気分で出かけました。今回の社会見学の目玉は、見て・触って・撮って・不思議な体験!!トリックアート展。展示作品もアクアスの人気シロイルカが題材の「バブルリング」ほか、動物、恐竜、名作パロディーなどをテーマにした作品が展示してありました。患者さんはご家族と一緒に絵に合わせたり、工夫したりされ、面白い写真がたくさん撮ることが出来ました。皆さん、役者で、ポーズをとり、楽しく遊びながら鑑賞することも出来ました。患者さんも御家族と一緒に過ごされ、笑顔いっぱいの社会見学でした。

 

                           保育士  橋本由美子

 

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H23.09.06 1階病棟社会見学 「松江歴史館・宍道湖遊覧」

今回の社会見学の目玉は、今年度新たにオープンした松江歴史館見学です。時期の都合もあり常設展示のみの見学となりましたが、松江城建築の歴史、松江市内の街並みの変遷、松江藩の産業と暮らしが戦国時代から江戸時代、明治時代までを中心に見ることができ、郷土の歴史を学ぶ施設としてはとても優れていると感じました。一緒に行った患者さんたちは、それぞれ他市の出身ということもありとても熱心に見学しておられました。中でも、江戸時代前期の松江市の街並みを再現したジオラマコーナーでは、備え付けのオペラグラスでジオラマ内の人形(とても精巧!!)を観察することができ、なんと表情までリアルに見ることができました。当時の民衆の生き生きとした生活がイメージできたと思います。

 昼食後、宍道湖遊覧をするため乗船場に行きましたが、初めての乗船をされる方が極度の緊張状態に陥ってしまい、フォローが少し大変なところもありましたが、いざ、乗船してしまえば意外と風が気持ちよく、リラックスした表情を見せていただけるようになったので、一安心しました。名物のひげ船長さんもとても良くしてくださり、患者さんたちには満足していただけたと思います。

 

児童指導員 市河 裕智

 

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H23.09.06 社会見学「松江歴史館」に行きました

9月6日(火)午後、3階病棟はお城の見える博物館「松江歴史館」に行きました。当日は皆さんの願いがとどいて、大型台風も通り過ぎて晴天に恵まれました。畳敷きの館内に入ると専門官の方から詳しい松江の歴史・文化について説明を聞きながら展示品やビデオを見ました。天井に映し出された町並みの映像を見て懐かしく思い、みなさんがとても良い表情で過ごしておられました。また、レゴブロックで作った松江城の展示やお菓子で作られた工芸品の花や鳥も素敵でした。館内の雰囲気がとても良くて好評で、ご家族と一緒に楽しい時間を過ごす事もできて大変良かったと思います。ご家族の皆様いろいろお世話になりました。

                    児童指導員  直江みゆき

 

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松江フォーゲルパークへ行ってきました

9月1日(木)、松江フォーゲルパークへ行ってきました。台風接近もあり天候が心配でしたが、当日は青い空、入道雲、眩しい日差し・・・と、台風の心配はよそに、夏らしい天候になりました。

今回、フクロウセンターとセンターハウスの二カ所を見学しました。フクロウセンターでは、じっと目をとらえて離さないフクロウを見て笑顔がこぼれたり、たくさんの種類のフクロウをそれぞれガラス越しに見ながら、次に現れるフクロウに期待を膨らませてフクロウと楽しく触れ合いました。またセンターハウスでは、鮮やかな色、大きな花といった様々な花を間近に見ることもでき、素敵な笑顔がたくさん見られ嬉しそうでした。

患者さん、ご家族、職員とともにゆっくりと花や鳥とふれあうことができ、たくさんの笑顔が見られ、楽しい半日を過ごすことが出来ました。 

                          保育士  森山 智子

 

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H23.08.25 「院内コンサート」

社会見学に参加できなかった方の院内コンサートを8月25日に行いました。

演奏者は♪ジョイフルジョイフル♪の皆さんです。歌やキーボード、バイオリ

ン、アコーディオンをお部屋とデイルームの方で演奏していただきました。近

くで迫力ある歌声や音の響きを感じ、より深く音楽を楽しむことが出来ました。

歌(ソプラノソロ)では「うみ」「われは海の子」「夏の思い出」「アメージン

グ・グレイス」などを、アコーディオンのソロ「ポル・ウナ・カベーサ」、バイオリンのソロ「チャルダッシュ」など、他にもたくさんの曲を演奏していただきました。また、幅広いジャンルの曲を演奏していただき患者さんはもちろん演奏を聴いてくださっていたご家族他みなさんが楽しむことができました。最後には、「さんぽ」の曲を演奏しながら患者さんの傍へ行って下さり、みなさん大喜びでした。

 

保育士 橋本由美子

 

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H23.08.10 1階病棟社会見学 「ポップサーカス第四弾」

いよいよ最後のサーカス観覧となりました。今回も男性陣2名での観覧です。今回の公演で患者さんたちが注目したのは犬のショーでした。とてもよく訓練された犬たちが、指示者の号令や合図で流れるように動くシーンは、何回見ても感心するばかりです。一人の患者さんは「かわいい」を何度も繰り返ししゃべっておられ、たまには動物を見て癒されるのもいいことだなと感じました。しかし、今回のサーカス観覧では、もう一人の患者さんについて、なかなか介助をしても上を見ることができず、たくさんのシーンを見逃してしまったことが悔やまれました。事前に公演事務局と交渉して席を最前列から最後列に変更させてもらえるようにしておけばよかったなど、反省点もたくさんありました。なかなか意思表示のできない方の代わりに考え行動することの難しさを改めて思い知った社会見学でした。

 

児童指導員 市河 裕智

 

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H23.08.08 「出雲かんべの里(民話館)」へ行ってきました。

平成23年8月8日(月)、当日は予想最高気温35度という真夏日でしたが、館内は冷房がきき、快適に過ごすことが出来ました。到着すると、伝承の座にあがり、板の間にマットを広げ横になって、語り部さんのお話を聞きました。「かちかち山」など皆さんが親しみのある話など、方言を使いながら上手にお話をされていました。そのあと、大画面のスライドで「鼻そげ権兵衛」を上映してもらい、影絵ではちょっぴり怖~い「あまんじゃく」を見せて頂きました。参加された患者さんは初めて訪れた方ばかりでしたので、落ち着いた雰囲気のお部屋でいろいろな話をたくさん聞き、大変満足そうにされていました。また、ご家族とのんびりとした時間を過ごすことが出来たのではないかと思います。

  

                            保育士 橋本由美子

 

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H23.08.02 1階病棟社会見学 「ポップサーカス第三弾」

ポップサーカス第三弾は、男性陣2名での見学です。患者さんによると、サーカスが松江市で公演を行うのは久しぶりとのことで、この日をとても心待ちにしていたそうです。この日は、途中、雨も降りましたが気になるほどのものでもなく、演目に集中して観ることができました。男性陣が気に入った演目の内容はやはり、空中ブランコで、首が痛くなるのも忘れ上空を華麗に舞うパフォーマーをじっと眺めていました。

途中、休憩中に団員さんたちが観客たちの体をめがけて大きなゴム風船を飛ばす観客参加型のアトラクションがあり、ボールが1回ほど近くに来ました。これは患者さんも参加できるかなと思いましたが、最前列ということもありなかなかゴム風船に触ることができなかったのが少し残念に思いました。しかし、患者さん自身が過去に自分が観たサーカスの解説もしながら「昔のサーカスは○○だったんよ」など回想も楽しそうに話をされ、今回の公演で楽しく観覧ができたことは良かったと思います。

 

児童指導員 市河 裕智

 

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H23.07.27 1階病棟社会見学 「ポップサーカス第二弾」

ポップサーカス第二弾です。2回目ということあり、今回のメンバーの中には、見どころを前回のメンバーに聞いて把握されている方がおられました。今回の演目で2回目メンバーが注目していたのは、第一弾メンバーの演目では失敗していた「空中ブランコ」の最終演技です。素人の私たちが観ても難易度が高いと思われる演技が果たして成功するのかハラハラドキドキした気持ちで、患者さんと見守りました。結果は、見事に成功しましたが・・・患者さんも付添者も上空を見上げすぎて少し首がだるくなってしまいました。次回は気を付けて観なければ、と思いました。

 

児童指導員 市河 裕智

 

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H23.07.24 2011年度進行性筋ジストロフィー総合相談会開催

平成23年7月24日(日)、当院の小児デイケア棟を会場に、「進行性筋ジストロフィー総合相談会」が開催されました。この事業は、社団法人日本筋ジストロフィー協会中国地方本部が財団法人JKAの補助を受け主催し、当院は協力施設として全面的に協力して開催が実現しました。

昨年の研修会では、ちょうど鳥取大学において「iPS細胞を用いた筋ジストロフィーの治療」が大きく話題になった年であり、同大学院医学系研究科押村光雄教授を招いて講演会を行いました。今回は、より臨床に即した研修会にしようと、講演会と実習の日程としました。当日、会場の小児デイケア棟は、患者さん15名を含む65名の参加者でほぼ満席状態となりました。13時に開会した相談会は、日本筋ジストロフィー協会小林中国地方本部長の挨拶から始まり、鳥取大学医学部脳神経小児科大野耕策教授より「筋ジストロフィーの治療研究の進歩」と題した講演をいただきました。講演では、筋ジストロフィーの発症の機序から最新の治療までを分かりやすく解説いただきました。根本治療に関しては参加者の関心も高く、特に遺伝子治療に関する部分に大きな関心が寄せられました。

続いて、「筋ジストロフィー在宅療養のコツ」~呼吸リハビリを中心に~ と題し、当院の齋田泰子小児科医長と今井靖二理学療法士、中山真喜理学療法士による講演と実習が行われました。齋田医長からは、筋ジストロフィーにおいてとかく症状の増悪を招きやすいポイントについて、症例の紹介をまじえ講義がおこなわれました。実習の部分では、実際の患者さんにモデルになっていただき解説が行われました。今井理学療法士からは、痰の貯留を「残り少なくなったマヨネーズ」に例え、排痰のポイントを分かりやすく説明してもらいました。

デュシェンヌ型・ベッカー型についての治験が始まりつつある筋ジストロフィーの治療。とはいえ、根本治療にはまだまだ多くの課題がある中、筋ジストロフィー特有の呼吸器や循環器治療のノウハウは国立病院に長年の蓄積があります。当院では今後とも筋ジストロフィーの治療・療育の拠点病院として、地域との連携、筋ジストロフィー協会との連携を強化し、患者さんのQOL向上に寄与して行きたいと思います。

(療育指導室長 吉岡恭一)

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H23.07.23 親子ふれあいキャンプが開催されました

7月23日(土)~7月24日(日)の両日、当院のプールを利用して「平成23年度親子ふれあいキャンプ(水泳指導)」(日本筋ジストロフィー協会中国地方本部主催)が開催されました。

今年は3家族(患児3名)家族、役員、スタッフを合わせ35名が参加。やや小人数ながら初参加の子どもたち2名を含め、賑やかに始まりました。

 開会式後、健康チェックを経て親子、スタッフとともに、ハロウイック水泳法による水泳指導を行いました。ハロウイック水泳法はマンツーマンでゲームプログラムを中心に楽しむことを重視します。プールがこわくて不安そうにしている子や、自分から水遊びをする子など、いろいろな子ども達と基本プログラムを中心に指導を行いました。始めは怖がっていた子も顔つけができるようになったりして、上がる頃にはどの子にも笑顔が見られた1日目でした。

 今年の交流食事会には、知る人ぞ知る「玄さんのうどん」の、大島まつきさんにわざわざ名古屋から来ていただきました。大島さんは、自らも筋ジストロフィーながら、愛車にうどん作りで必要な道具を積み込み、全国を飛び回りうどん作りを楽しんでもらう活動を続けていらっしゃる方です。 子どもたちや、スタッフみんなで粉からこねたこだわりの手打ち讃岐うどんを堪能しました。焼き肉あり、おにぎりありの、大満足の食事会でした。夜には藍染めのTシャツ作りに挑戦!花火大会もあり、親子・スタッフともにとても楽しい時間を過ごすことができました。

 2日目の水泳指導では補助なしで背浮きが出きるようになった子もおり、1日目とは見違えるような表情を見せてくれました。これからもどんどん水に親しんでほしいと思います。

また今年は、ブラジルからジャイカ研修員として、北海道の国立病院機構八雲病院に留学している仲宗根純子シルビアさん、八雲養護学校の先生2名にも参加していただきました。このような指導法を取り入れた水泳はみなさん経験がなく、またバラエティーに富んだレクリエーションの数々に感激ひとしおのようでした。

 最後にとてもステキにできあがった藍染めTシャツを着て、元気よく終了することができました。

(水泳指導員 小笠原 美幸)

   

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H23.7.20 1階病棟社会見学 「ポップサーカス第一弾」

いよいよポップサーカスが松江にやってきました。今日は女性陣2名でお出かけです。いく前から、ポップサーカスでの演目に話題が集中しました。事前に演目を知らない患者さん2人は、「猛獣ショーや象の玉ころがしなどが演目であればいいね。」と話していましたが、当日になり、猛獣ではなく犬を使ったショーと分かり少し落胆した様子も見えました。しかし最前列の指定席から、かわいらしい犬のショーを実際に見て「私も犬がほしい」「家の犬も利口にならんかね」などの会話が聞こえてくると、社会見学にこのコースを組んで良かった。と思いました。

 

児童指導員 市河 裕智

 

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H23.07.20 「プラバホールでの音楽鑑賞」(3階病棟社会見学)

7月20日、台風の影響を心配しましたが、雨も上がり程よい曇り空の下、3階病棟は「プラバホール」に行きパイプオルガンの演奏を聴いてきました。今回は、客席側で天井から降り注ぐ音を浴び、次にステージ上で寝転がって天井からの音や床から響く音を体全体で感じてみました。初めに自己紹介を行い、ヨーロッパの国々の曲などたくさんの曲を聴き、また、オルガニストからパイプオルガンの説明も聞きました。最後にみんなで「手のひらを太陽に」を歌い、アッという間に1時間余りが過ぎました。お母さんと一緒に笑顔でずっといた人、一緒にハミングする人、穏やかに聴いている人、心地よくなりウトウトする人などパイプオルガンの音色を十分に楽しめていました。「毎日でも聴きたいです」とお母さんの感想。病棟の皆さんにも聞かせてあげたいなぁと思いながら帰院しました。ぜひ、来年も企画したいと思います。

保育士 渡部みどり

 

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H23.07.14 みんなの願いが届きますように!!

7月14日(木)3階病棟の七夕会がありました。オープニングは保護者会の皆さんによる踊り「花笠音頭」です。鮮やかな花笠を手に踊られる様子はとても楽しそうで、見ている患者さんも体を動かしたり、手拍子を一緒にして笑顔になりました。一回目の踊りが終わるとすぐに「アンコール」の声がかかり、もう一度踊ってもらえました。保護者会の皆さんありがとうございました。

続いては患者さんのカラオケです。「別れても好きな人」をドレスを着て華やかに、「ああ人生に涙あり」を水戸黄門様ご一行になりきって歌ってくれました。6月の「ふれあいの日」に発表予定でしたができなかったので、やっと聞いてもらううことが出来て大満足でした。

最後に短冊に願い事を書きました。「いっぱい散歩したいな」から「東北地震にあわれた皆様が早く元気になられますように」などなど。たくさんの短冊で笹が一杯になったところで「たなばたさま」を歌って終わりました。最後に赤名さんが書かれた短冊を紹介します。「みんなの願いがかないますように」  

                        主任保育士  背戸 紀子

 

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H23.07.12 楽しかったね!松江歴史館

早くも梅雨明けした7月12日(火)3階病棟は松江歴史館へ出かけました。

みなさんひさしぶりの外出とあって、前日からとても楽しみにされていました。

松江歴史館はこの3月にオープンしたばかりで、お城のすぐ近くにあります。お城がこの場所に決まった経緯、それからの松江を中心として栄えていく様子などが、展示品やアニメなどでとても見やすく紹介されています。天井に映し出される松江の写真は、知るはずもない昔のものなのに、どこか懐かしく感じました。また、お菓子で作った大きな展示もあり、思わず「本当にお菓子?」「ちょっと食べてみたいね」という声も聞かれました。

外は厳しい暑さの日でしたが、少し暗く涼しい館内を家族の方と一緒にゆっくり楽しむことが出来ました。             

主任保育士  背戸 紀子

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H23.07.07 ~松江センターボウル~

7月7日(木)に第2回ボウリング大会が松江センターボウルで開催されました。当日はあいにくの雨でしたが、ボウリング場内はみんなの歓声で大いに盛り上がりました。ボールを台に乗せ、特性の手棒で押し、競い合いました。手棒もいろいろな型があり、みなさん「こっちの棒でやってみようかな」等、ご家族も熱が入ります。ストライクやスペアーが出るとこれまた大盛り上がり。2ゲーム行いましたが、「あっという間に時間がたってしまった」「初めてのボウリングで楽しかった」とご家族からも感想を頂きました。患者さんもとても楽しそうな表情をされていました。参加者全員が楽しめたボウリング大会でした。                             

保育士 橋本由美子

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H23.07.01 「イオン松江店」

生憎の雨模様ですが、なんとか雨に濡れることもなくイオン松江店へ入店し、ご本人と買い物リストを確認しながら買い物ができました。お昼からの半日社会見学であったため、時間に限りがあり効率よく店舗をまわるためフロア案内図も参考にしながらの買い物となりました。リストに載っていた商品のほとんどを購入することができご本人も大変満足していただきました。

 児童指導員 市河 裕智

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H23.6.30 「レインボープラザ+松江キャスパル」

6月30日(木)梅雨とは思えない良い天気に恵まれ、3階病棟は「ホテルレインボープラザ+松江キャスパル」に出かけてきました。

ホテルに着くと早速、和室で日替り弁当と茶碗蒸しをいただきました。みんなとてもおいしそうに食べていらっしゃいました。至福のひと時を過ごした後は、キャスパルへショッピング!に向かいました。手芸屋さん・100円ショップ・本屋さん・CD屋さんなどで、皆さんそれぞれに欲しい物を買われていました。また、ゲームコーナーでは、UFOキャッチャーにチャレンジしたり、プリクラで素敵な写真を撮っている方もありました。普段できないことを体験され、また、家族と一緒に楽しい時間を過ごされ、満面の笑顔や穏やかな表情がよく見られた社会見学となりました。 

保育士 渡部みどり

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H23.06.28 「納涼会」

今年も1階病棟の筋ジストロフィー患者さんが楽しみにしている「納涼会」が実施されました。今年度は、食事をメインとした「焼き肉・焼きそば」と演奏ボランティアでグループ名「KTT」さんによるコンサートの二部構成にして病棟の患者さん全員が楽しめるような内容を企画しました。

 午前中の「焼き肉・焼きそば」では、調理師さん栄養士さんに出前で調理をしていただきました。普段の給食ではなかなか口にすることができない大山地鶏や熱々の牛肉、目の前で調理の焼きそばをみなさんお腹いっぱいに食べました。

近年、食事を経口摂取できない患者さんが増え、今後の企画を考え直さないといけない時期に来ていると感じました。 

児童指導員 市河 裕智

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H23.06.23 2階病棟社会見学 どじょう亭+足立美術館

6月23日、当日はお天気にも恵まれ日本一の庭園と言われる足立美術館に行ってきました。

到着すると隣接するどじょう亭で、安来名物どじょう料理で腹ごしらえ。おなかも膨れたところでいよいよ足立美術館に入館です。大きな窓から見る庭は一枚の絵画のよう。また、外に出て間近で見る庭園もすばらしく周りの自然に包みこまれ、心癒される時間を過ごすことが出来ました。

保育士 高橋朋子h23.6.23どじょう亭+足立美術館.jpg

H23.06.16 ~松江センターボウル~

6月16日(木)に、2階病棟は松江センターボウルに行ってきました。ボウリング場では、台にボールを乗せ、特製の手棒で押して、ボールを転がしました。はじめは数本倒れるくらいでしたが、次第にコツをつかみ、スペアやストライクがではじめるように!みんなの歓声が沸きあがりました。なんと、全員スコアが80台以上で、トップは103!!

ボウリング場の雰囲気や音に興奮した方もいて、ボウリングを充分に堪能していただきました。第2回ボウリング大会をお楽しみに!!

                             児童指導員 下茶谷晃

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H23.06.14 「イオン松江店」

今年もやってきた「イオン松江店コース」。もはや、1階病棟の伝統の社会見学コースと言っても過言では無いだろう。また、女性にとって買い物とは至福の時間である。ということを再認識した社会見学だった。

イオン松江店では、患者さんと食事場所探しから始めた。3人の患者さんと付添者、職員で回転寿司のお店へ入店。3人の患者さんは、みんなよく食べていて、イカやたこなど硬くて普段はなかなかお目にかかれない食材がやはり人気だった。締めのデザートも好評のようでした。

それぞれ、好きなお店やコーナーで思い思いの時間や商品の品定めができ患者さんにとってとても充実した1日となったようです。

児童指導員 市河 裕智

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H23.06.14 社会見学「歴史館」に行きました

6月14日(火)昼から3階病棟は3月にオープンしたばかりの松江歴史館に社会見学へ行きました。当日は心配していた雨も上がり梅雨の中休みでさわやかなお天気でした。畳の上を車イスで歩いていいと言われビックリ!庭園の向こうにお城が見えて眺めが良かったです。係の方からくわしく松江の歴史について説明がありビデオも見ました。天井に映し出された町並みの映像を見て懐かしく思いました。また、お菓子で作られた工芸品の花や鳥もとても本物のようでびっくりしました。患者さんもみな良い表情でゆったりと過ごせた社会見学でした。

保育士 湯浅恵子

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H23.06.05 「ふれあいの日」

6月5日(日)、2階病棟「ふれあいの日」を開催しました。今回のテーマは音楽と踊りを中心とした「リズム・ソング・ダンス」です。

 まず、デイルームに出られない方々のお部屋に、指導室スタッフ6名が訪室し、「英語で遊ぼう」という番組でお馴染みの曲「Head、shoulders,kneeds and toes」と触れ合い体操「手と手と手と」で歌遊びを行いました。突然、たくさんの人が訪室したので、ややびっくり顔のみなさん。しかし、楽しい雰囲気にすっかりとけこんでおられるようでした。

又、しっかりとカメラ目線で対応してくださっている方もおられました。

 その後、会場をデイルームに。前半は日々、患者さんがどんな活動をして過ごされているか御家族や病棟の皆さんに知ってもらいたいと思い、療育紹介を計画しました。プロジェクターから映し出される映像を熱心に見て頂きました。手作り楽器制作にも挑戦。一人一人違う楽器を用いて「世界に一つだけの花」を演奏しました。後半はいよいよメインイベント!親子触れ合いタイムです。歌のお姉さんに扮した保育士、その後から歌の師匠ということで、療育指導室長が登場し、会場を盛り上げます。ご家族にも急なお願いをし、快くステージに出て踊って下さった方もあり、皆さん大喜び。又、お父さん・お母さんにタッピング(体に触れる)をしてもらうとても嬉しそうな表情をされていました。最後は患者さんを交えて参加者全員が一つの輪になり終了しました。

 これからも、皆さんが楽しめて元気が出るような行事を考えていきたいと思いました。参加して下さった皆さんありがとうございました。 

                            保育士 橋本由美子

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H23.5.24 「松江フォーゲルパーク」

5月24日(火)3階病棟は晴天に恵まれ、宍道湖沿いの景色を見ながら「松江フォーゲルパーク」に行きました。いろいろなフクロウを見てから園内に入りました。たくさんの種類のベコニアの花がとてもきれいで素敵でした。そして花で作った『幸せのハート』の前で、みんな一緒に写真撮影をし、花に囲まれた『幸せの椅子』の所でも二人ずつ写真を撮りました。ペンギンプールでは、ペンギンのかわいらしい姿を、水鳥池ではペリカンの餌付けを見学しました。参加された皆さんとてもリラックスした表情をされ、笑顔もたくさん見られました。池の周りの新緑、5月のさわやかな風に心癒されたことと思います。花と鳥の楽園へ行き皆さんとの交流を図り楽しい半日を過ごす事ができました。

 児童指導員 直江みゆき

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H23.05.19 堀川めぐりに出かけました。

当日はとてもお天気がよく、暑くなるかな…と心配していましたが、船の上は快適でした。患者さんは船の上で横になってリラックス。ご家族・職員に声をかけてもらい嬉しそうな表情。水辺を彩る水鳥やあやめの花が素敵でした。堀川の橋のくぐり抜けでは明るくなったり暗くなったりと不思議そうな表情をされている方もいらっしゃいました。また、船頭さんのお話や歌にも耳を傾け、そして、いつもとは違った景観を楽しみながら、ゆっくり過ごすことができ堀川遊覧船を満喫することができました。

                           保育士 橋本由美子

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H23.05.18 「島根ワイナリー、県立古代出雲歴史博物館」

前回同様の島根ワイナリー、県立古代出雲歴史博物館へ行ってきました。島根ワイナリーでは、前回参加者の患者さんからの情報もあり、打ち合わせの段階から島根和牛の焼き肉やステーキの金額の話題でとても盛り上がっていました。はたして誰が最高金額のメニューを更新するのか??

やはり、記録を更新してくれる頼もしい男性が現れ、「前回出席の患者さんと同じになるので・・・」といいながら最高金額のサーロインステーキを注文されていました。すごい・・・です。

県立古代出雲歴史博物館では、両親も付き添いできていただいたので、久しぶりに親子で遙か古代の出雲地方の歴史を学ぶことができ、良い思い出になったのではないかと思います。

 児童指導員 市河 裕智

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H23.05.17 院内散歩に行きました

社会見学の代替行事として松江医療センターの周囲の散歩を行いました。

当日は五月晴れのなか、さわやかな風を感じながら散歩することができました。

病院の外に出るのは転棟後はじめてとのことでした。病院北口から出ると目の前には真っ赤なクローバーが咲き誇っており、電動車イスを運転し少しあがると、王子坂遺跡の発掘現場を見学することができました。「前は遺跡の上に住んでいたんだね」等と話ながら養護学校前を通り、デイケア棟横の藤棚や新緑の木々を眺めながら玄関から病棟に帰りました。

久しぶりの戸外で満足そうな表情を見ることができ嬉しく思いました。

保育士 高橋朋子

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H23.05.10 社会見学 「カラコロ工房」

5月10日(火)3階病棟はカラコロ工房に行きました。今回は、ベネチアガラスフュージング(焼きガラス)体験で、フォトスタンドのフレーム作りに挑戦しました。色とりどりのガラスの欠片をピンセットでつまみ、糊付けをし、フレームの型紙の上に2~3層のせました。ご家族の皆さん、色や大きさを考えながら、集中して取り組んでいらっしゃいました。焼成のため作品は10日後に完成になりますが、どんな仕上がりになるかとても楽しみです。体験の後は、湯浅保育士、木村ボランティアさんによる「カリンバ演奏」を聴かせていただき、オルゴールのような優しい音色にみんながホッと癒され、気分転換を図り現地を後にしました。                            

             保育士 渡部みどり

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H23.04.27 「松江キャスパル」へお買い物

4月27日(水)3階病棟は松江キャスパルに出かけました。

それぞれ買いたい物の売り場へ行って品定め!可愛いタオルを買った後はゲームコーナーでお母さんとゲームを楽しまれました。そして、大好きなAKBのCDや、お母さんが好きと言われたAKBのCDとDVD、素敵なペンダント、リラクマのぬいぐるみも買い物されました。あっという間に時間が過ぎ、時間が足りない人もおられました。買い物スペースも広くていいわとの声もあり、満足されたかしら?

久しぶりに親子でゆっくり買い物をされ、楽しいひと時を過ごされました。

保育士 湯浅恵子

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H23.04.26 社会見学「島根ワイナリー、県立古代出雲歴史博物館」

4月26日火曜日に島根ワイナリー、県立古代出雲歴史博物館へ行ってきました。島根ワイナリーでは、昼食をみんなでとりましたが、社会見学の打ち合わせの段階から島根和牛の焼き肉やステーキの話題がとても盛り上がっていたので、誰がどんなメニューをオーダーするのか楽しみにしていました。

案の定、高級ステーキを注文された方もいて、「社会見学の際には普段、口にできない物をぜひ食べたい」と言われる患者さんの思いを少しでも汲むことができた企画であったと思います。

県立古代出雲歴史博物館では、それぞれが常設展示場にて島根県各地から出土した展示品を見ながら、遙か古代の出雲地方の歴史を学ぶことができ、良い経験になったと思います。 

児童指導員 市河 裕智

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2011.03.03 3階病棟"ハッピーひなまつり"

3月3日(木)、3階病棟は“ハッピーひなまつり”と題してひなまつり会を行いました。

今回は、日頃たくさんの笑顔を見せてくれる病棟の皆さんに、一年間の感謝の気持ちを込めて、家族会・職員がそれぞれ出し物をプレゼントし、“春”を感じてもらおうと企画しました。

 まずは、職員による出し物「ダンス&LOVE注入」。花の精フラワーズに扮した看護師・療養介助員・児童指導員・保育士が、KARAの「ミスター」の曲でダンス。職員は、思いもよらぬアンコールの声に戸惑いながらもアンコールに応え、観客席で踊ると緊張も緩み、会場の雰囲気もふんわりムードになりました。さらに、フラワーズ代表スイートピー(療養介助員)が、“ドドスコスコスコ、ドドスコスコスコ、ドドスコスコスコ ラブ注入”と元気いっぱい踊りだしてくれました。フラワーズも加わり“ラブ注入”、それを見た会場の皆さんに、笑顔の花が咲き始めました。

 続いて、モーニング娘バージョンの「たのしいひなまつり」の歌に合わせて、タケコ・スイコ・ミツコの美人姉妹(?)と踊り子の登場!!は、なんと!きれいに化粧をし、髪も可愛く結った和服姿のお父さん、お兄さん方、また、今回のために作られた黒のロングスカートと筋ジス患者がデザインしたお揃いのTシャツを着たお母さん方でした。しなやかな身のこなしで、艶っぽく「さくら音頭」を踊ってくださいました。春らしい出し物に会場は、一気に笑顔満開、大爆笑となりました。

 最後に、家族会が招待してくださった若柳流山崎先生の日本舞踊「おてもやん」を観せていただきました。先生の赤いほっぺがかわいらしく、また、何とも言えぬかわいい踊りに会場は魅了され、春のやさしさに包まれたひと時でした。

 外は、冬に逆戻りしたかのように雪が舞っていましたが、3階病棟は春のやさしさと華やかさに包まれ、笑顔の花が見事に咲き誇り、会を終了しました。

 

ひなまつり会を最後に、今年度すべての行事を終了しました。患者さんをはじめ、家族会、主治医、看護部、療育指導室、皆さんの協力のもと無事に終えることができました。ありがとうございました。

 

保育士 渡部みどり

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2011.03.03 2階病棟「ひなまつり会」がありました。

3月3日、外は時折り雪の舞い散る寒い日になりましたが、2階病棟は一足先に春が来たかのように賑やかな雰囲気の中「ひなまつり会」を開催しました。

まず始めは家族会有志の皆さんによる踊り「桜音頭」です。手には桜の花の枝を持たれ、踊られる姿に皆にっこり、また、衣装も素敵でお母さんたちはTシャツ(筋ジスの患者さんがデザインされたもの)と、手作りのロングスカートでそろえられました。女形3名は着物を見事に着こなし、お母さんたちの踊りに華?を添えてくださいました。

次は、当病棟の養護学校生と先生による発表「夢の道をつくろう」と題した歌と楽器演奏、パワーポイントでの一人一人の思い出と夢の紹介です。スクリーンに映し出される映像を囲んで4名がステージで3名が会場から演奏され、会場全体が皆の演奏に包まれました。また、一人一人の思い出と夢は映像で紹介され、学校の授業の取り組みの様子やその中で見せるみんなのいい顔が本当に素敵でした。

最後に島根大学の邦楽部の4名のみなさんによる演奏がありました。普段耳にすることの無い琴や尺八の音色にみんなが聴き入りました。途中尺八に触らせてもらったり、聞いて・触って楽しむことが出来た演奏でした。

ひなまつり会が終わると、デイルームに出ることのできなかった方のお部屋を回って演奏していただきました。演奏を笑顔で聴いたり、目を開けてくれたり、ドキドキしながら聴いたり、一人ひとり表現の仕方は違いますが皆しっかり琴や尺八の音を受け止めてくれたように思います。

今年度最後の行事「ひなまつり会」は家族会の皆さん、ボランティアの皆さん、医師や看護スタッフの皆さん、たくさんの方々のご協力により実施することが出来ました。本当にありがとうございました。

 

保育士 高橋朋子

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2011.02.02 節分会

2月3日(木)14:20~15:00 3階病棟のデイルームで「節分会」を行いました。兎年の年男・年女の6名の方それぞれのお母さん、担当の職員から本人の紹介と今年の抱負を言って頂きました。と、そこへ鬼登場!自分の中の悪い鬼をめがけて豆・・・ならぬ“玉”を投げました。鬼が降参した後、患者さんが2チームに分かれて鬼さんがリーダーになり「赤鬼青鬼対抗クイズ大会」をしました。勝敗は青鬼チームが優勝しました。最後に鬼さん、うさぎさんから「鬼のパンツ」「うさぎのパンテイ」の踊りのプレゼントがあり、会場は盛り上がりました。今年もみんな元気で過ごせますように!

保育士 湯浅恵子

 

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H23.01.13 「成人・還暦式」を開催しました

平成23年1月13日(木)14時30分から、2階病棟のデイルームにおいて「成人・還暦式」実施しました。1階病棟からは還暦の2名の方、2階病棟は成人の4名の方、3階病棟は成人の1名、合計7名の方がそれぞれの思いを胸に参加されたことではないかと思います。また、ご家族、職員、患者さんの代表が1階から3階より参加され賑やかに行われました。まず始めに、徳島院長の式辞では、皆さん一人ひとりに病棟での生活の様子や療育の活動や今から20年前にあった出来事が紹介されました。次に、筋ジストロフィー病棟家族会会長、重症心身障害児(者)病棟家族会会長、齋田小児科医長の祝辞がありました。記念品贈呈では、徳島院長から記念の写真立てが全員に手渡されました。最後に、成人・還暦患者代表で伊藤慶祐さんがしっかりとした答辞を述べられました。30分足らずの短い行事でしたが、厳粛な雰囲気の中にもやわらかで暖かい雰囲気が漂っていました。

 

主任保育士 谷口和子

 

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