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平成26年1月19日(日)新外来管理診療棟完成記念式典を執り行いました。
新棟は延べ面積1万1282平方メ-トルの4階建(一部5階建)建物で、従来敷地内に点在していた外来診察室、検査、放射線などの10棟を集約したことにより、診療の効率化及び患者さんの移動に掛かる負担が改善されました。1階は吹き抜けのあるプロムナ-ドを中心に診察室、放射線、検査などの各部門を集約して配置されており、わかりやすく患者様がより快適に受診できるよう工夫しています。2階は手術室やリハビリテ-ションが配置されてあり、緑豊かな周辺の自然環境と太陽の光を建物内部にまで取り入れ、森の中をイメ-ジした「ゆらぎ」のあるインテリアと建物の随所に設けられたア-ト作品により、明るく癒しのある療養環境となっています。3階は事務室で、4階はALS・脊椎小脳変性症・パ-キンソン病など神経難病の方が主に入院されている病棟となっています。
完成記念式典には県内の医師会の先生方や行政機関の皆様、また、国立病院機構の職員の方々等約120名のご出席のもと、盛大に完成を祝いました。院長のビデオメッセ-ジで始まり、副院長の式辞、中国四国ブロック統括部長の挨拶と続きました。そして島根県知事、松江市長、松江市医師会長、島根大学医学部附属病院長のご祝辞をいただいた時には、改めてこの日を迎える事が出来たのは当院の運営にお力添え頂いている関係各方面の厚いご支援によるものと痛感しました。
式典終了後には来賓の方々に新棟内の病棟、手術室、放射線、検査などを見学していただきました。また、午後からは地域住民の方々を対象とした内覧会を開催し、約300名が来院され新棟を見学されましたが、「いい病院が出来た。」と言っていただいた時には期待の大きさを感じました。
2月3日からは新棟での業務が始まりますが、今後とも呼吸器疾患、神経・筋疾患、重症心身障がい医療において地域の拠点病院としての役割を果たすべく地域との連携を更に深め、地域の皆さんや患者さんの期待に応えるべく、診療内容の充実発展に努力したいと考えています。